朝礼講話

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3月講話 人生ブギウギ!! ー 人生は壮大な暇つぶしみたいなもの ー

世界大百科事典によれば、収入だけでは家賃をまかないきれなくなると、黒人たちは相互扶助運動として〈家賃パーティ〉をおこし、入場料と飲食費から利益をひねり出して家賃の支払にあてたという。このパーティではピアノが使われ、打楽器的ブルース・ピアノ奏...
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2月講話 南海トラフ巨大地震への備えは出来ているか?

令和6年元旦に能登半島はM7地震による甚大な被害に見舞われた。翌日には羽田空港で日航機と海保機の衝突事故が起こり、令和6年の始まりは暗雲が立ちこめた。あれから1ヶ月が過ぎようとしているが、被災地の復興は遅々として進んでいない。神戸大震災、東...
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令和6年1月講話 新たな世界へ ―昇龍が如く―

明けましておめでとうございます。 みなさんとともに新年の幕開けを迎えることができて、嬉しく思います。 暗黒から抜け出し夜明けの年となる2024年。 干支の中で唯一、架空の生き物であり、伝説上の存在である「龍」の年。 中国では、龍は麒麟、鳳凰...
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12月講話 AI医療革命前夜

2023年も1ヶ月後には過去になります。ただ、2023年はいろんな意味で重要な年であったと記憶されるに違いありません。中でも、コロナ禍からの脱出(?)は嬉しい出来事でしたが、新興感染症への恐怖が去ったわけではありません。本院で、2~3月にC...
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11月講話 mRNAとアト秒、Zの衝撃

まだ、覚えているだろうか? 今年のノーベル医学生理学賞は、mRNAを利用してCovid-19ワクチンを開発した2氏に贈られたことを。人類を感染症から救い、mRNA創薬の扉を開いた功績は大きく、mRNA創薬は益々活発になり、近い将来、癌および...
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10月講話 ウクライナと種子島 ―戦禍の国から学ぶ―

種子島の秋。青く高い空を見上げているとふと思い出したことがある。 「戦火のウクライナから鹿児島市に避難している学生3人が、種子島を初めて訪れ、地元の高校生25人と交流した。互いの国の文化を教え合い、文学やアニメといった趣味の話にも花が咲き、...
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9月講話 立入検査とは? ―私たちが知っておくべきこと―

8月は猛暑の続く中、迷走台風6号に始まり、4年ぶりの鉄砲祭りでの手踊り参加100名、久しぶりのロケット打上げと思いきや、残念ながら延期となりました。が、種子島独特の真夏の季節を堪能出来ましたね。9月になると、朝夕の涼しさとともに赤トンボが舞...
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8月講話 馬毛島を知ろう! ―Part 1-

私が種子島に来て9年が過ぎるが、馬毛島のことは何も知らなかった。少なくとも、高速船あるいは飛行機から眺めるだけの島で、何故か滑走路らしいものが見える島だった。種子島で生活する上で馬毛島は何ら影響もなかったし考えることもなかった。西之表市に属...
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7月講話 発熱の夏 ―安全に、迅速に、命を救う季節―

梅雨が明けると爽快な青空と海と緑の種子島になる。 だが、今年の夏は今までの夏とちょっと違うようだ。 2類から5類へと、コロナ禍から脱出できた(我々が勝手にそう考えた)・・・オミクロン君の警告通り(このウイルスには2類も5類も関係ない)、コロ...
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6月講話 希望と危険に満ちた高齢者たち

コロナ禍では住民を守るため懸命に戦ってきた私たち。さてマスクから解放された今、マスク着脱をいつ、どのようにすれば良いのか? 戸惑う心に自分ながら可笑しさを感じる。3年間が長かったのか? 短かったのか? 何とも不思議な時間を過ごしたものだ。マ...