8月朝礼講話 — 新型コロナと戦うin種子島の暑い、熱い夏 —

 

青い海と白い波、青い空と白い雲、緑の中の生活、絵に描いたような種子島の夏は魅力的である。私にとって8年目の夏だがその魅力は色あせない。と言いたいのだが・・・、去年の夏からいつもと違う夏になっている。そう、新型コロナとの共生を強いられているからである。

 

 

コロナ禍の夏、賛否両論あるが、いざオリンピックが始まるとアスリートたちの懸命な奮闘に胸が熱くなる。いま、パンデミックの中だからこそ、私たちを奮い立たせるスポーツの力を信じたい。そう、オリンピックでの若者たちの活躍は、コロナ禍で沈滞する社会と私たちへ、「元気を失うな!パンデミックと戦おう!」のメッセージでもある。

 

今夏、オリンピックと共に新型コロナの爆発的感染が予測されている。確かに、種子島でも新型コロナ陽性者が増加している。デルタ変異株の感染力が種子島まで及んできているのだろう。これからの発熱外来はごった返す日々が続くだろう。ワクチン接種は予定通り進み、高齢者の接種はほぼ完遂できた。8月~10月にかけて64歳以下の方々への接種が急ピッチで予定されている。種子島医療を担う私たちは新型コロナに負けるわけにはいかない。

 

今一度、新型コロナへの対応を確認しよう。院内感染を絶対に防ぐために!

 

病院長 髙尾 尊身